TheFlyingMan!

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51日間でSFC取得?残りのPPは神頼み

ANA機体工場見学 ボーイング777,787祭り!

 

明けましてFlyingManでございます。2018年になってぼちぼち経ちましたが、ぼちぼち書いていこうと思います。気まぐれ更新にならないように頑張りたいと思います。

 

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さて2018年最初の記事ですが、12月某日にANA機体工場見学に行ってきましたのでレポートしたいと思います。

 

 

概要・申込方法・見学場所

 

ANAの機体工場見学は、ANAの安全への取り組みの一環として無料で実施しているものになります。申込方法や見学場所については公式ページに詳しく載っていますので割愛しますが、飛行機に興味ある無しに関わらず、無料で見学できるものとしては大いに満足できるものでした。

 

機体工場見学はとても人気があるので、先の日程だとすぐに埋まってしまいますが、私は見学日の13日前にサイトから予約し、翌日に参加予約表が送られてきました。つまり突発的に空きが出たりするので、行きたい日の約2週間くらい前から小まめにチェックするのがコツかと思います。


なお、ANA旅作では宿泊と航空券がついて土曜日に見学できるツアーもありますが、実際に整備士が作業しているところにお邪魔する職場見学のようなものなので、基本的には月曜~金曜の平日のみになります。

www.ana.co.jp

 

なお、最寄駅である新整備場駅に行くには浜松町からモノレールで行くのですが、地図でみるとそこが羽田空港のど真ん中である事がよく分かります。

 

 

見学日当日

 

1日3回ある見学スケジュールのうち、AM10:00~の回に申込みをしました。新整備場駅には30分前には着いていたいところなので、最寄駅から逆算して乗る電車を調べると、いつもの通勤時間よりも相当に早いという、まさになんとかの朝は早い

 

 

外に立っている警備員にプリントアウトした見学予約表を見せて、館内に入ります。

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入館したあとは予約表を受付スタッフの方に渡し、首からぶら下げる入館証を受け取ります。受付上部のモニターには当日参加者の氏名が表示されています。

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受付スタッフの方は、まさにANAキャビンアテンダントの制服を着た女性です。子連れのお父様は鼻の下を伸ばしすぎないようにお気を付け下さい。私は伸びていた可能性があります。

 

 

通路に置いてあるデジタルサイネージにこんなものを発見。

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大人の事情で購入する事になったエアバス社のA380-800型機 ANAカラーです。恐らく実物を塗装したものではなく、ハメ込みで加工した画像なんでしょうけど、ANAがおおやけにこういう演出をしている事に1人で甘興奮してしまいます。

 

因みにA380-800型機を運航開始する2019年春には、一般応募から選出されたFLYING HONU(フライングホヌ)カラーになるので、通常塗装のANAカラーは貴重かもしれないですね。

www.ana.co.jp

 

 

見学会開始までまだ時間があったので、館内の写真を撮っていきます。

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入館して正面にある部屋が小休憩スペースのようになっています。体育館みたい。 

 

 

2014年3月まで運航していた、今はなきボーイング747-400の模型。模型といっても、かなりの大きさです。

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以前、ANAGUNDAMプラモデルがコラボした際の模型。ガンダム世代ですが、ガンダム好きでもないのですが、ANAカラーという事で記念に。しゃ、シャーって誰?っていう知識レベルです。

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見学会の流れとして、まず飛行機や整備について説明をプロジェクターを使って聴いていき、その後は整備関連のビデオを視聴します。

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そして説明を聴く部屋には飛行機部品の一部が置いてあり、実際に触れられるものも置いてあります。写真は撮っていませんが、ボーイング747と787の機体パネルが置いてあるので実際に持って重さを比較することも出来ます。

 

 

これはANAがローンチカスタマーとして世界で初めて導入したボーイング787-8初号機(JA801A)の窓枠切り抜きでボーイング社から贈呈されたものだそうです。 サインは誰のものなのでしょうか。

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先ほど書いた2019年春に導入するエアバスA380型機の床材がありました。ここにこうして展示物として置かれるまでに紆余曲折あった訳です。

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機体工場内部へ潜入!

 

いよいよ機体工場見学のメインイベントである格納庫に向かいますが、整備上の都合により格納庫に入っている機種・機体数はその時の運次第です。いつどの日に見学に行けば、どの機種やどれ位の機体数が入っているかは公開している訳ではないので、これだけは一般人は知る由もありません。完全に運任せです。見学に行ったはいいけど1機しかいなかった、なんて事もよくあるようです。

 

私が行った日はどうだったかというと、格納庫に入ってた機種は4機種。ANA保有する主なる機体がずらりと整備中で、まさに大当たりの日

これらに加え、格納庫前にはボーイング工場があるサウスカロライナ州(ざっくり東海岸)から数日前にやってきた新造機ボーイング787-9(JA896A)が駐機されていたり、整備前ボーイング787-8(JA819A)が駐機されていたりと、まさに飛行機好きにはたまらない入れ食い状態。こう言ってはなんですが、、もう、説明してくれる引率のおじさんの話を片耳で半分聞きつつ、口が開きっぱなしでお汁を垂らしながらシャッターを切る手が止まりませんでした。ここからは写真多めにご紹介していきます。

 

 

格納庫へ入るドアが開いて、まず目の前に飛び込んできた光景です。

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飛行機の大きさに圧倒されるのは当然なのですが、機体が収まっている格納庫が大き過ぎるので写真で見るといまいち機体の大きさの実感が湧きません。向かって右のエンジンが取り外されてカバーが掛っているのがお分かりかと思います。

 

1機種目はボーイング787-9(JA890A)で機体登録が2016年12月。登録から1年経過したのでC整備に入ったものと思われます。中距離国際線用で主に東南アジア路線で使用されています。ANAでは中型機の位置づけです。

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シュッとした鷹顔スタイルの美しく端正な顔立ち・・・そそられますね。

これは個人的な意見ですが、ボーイング社は見てくれも重んじるような気がします(もちろん航空力学など計算し尽くされての窓の位置や形、枚数なのでしょうけど)。米国車もそうですが近未来感を出して最新鋭・最先端というデザインを全面に出すのが上手な気がします。

一転、ライバルであるエアバス社はデザインは二の次で独特というか理論でカッチリ攻めてくる感じ。A350も次世代機の見た目ですが、どうもブサイクなんですよねぇ…。

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フィンエアーHPより



個人的にイチ押しのB787カラーリングはエアカナダ。B787アイデンティティとも言えるコックピットの窓を一切無視したマスク塗装!ANAをはじめ、同じB787には見えないこのカラーリング。秀逸。。いつかこの塗装中に搭乗してみたいものです。

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エアカナダHPより

 

 

続いて2機種目。ボーイング777-300ER(JA731A)のスターアライアンス塗装機です。世界に3つある航空連合の1つスターアライアンスに属するANAJALワンワールド)ですが、そのロゴを塗装した機体で、この塗装機はANAでも数機しかありません。俗に言うスタアラ機ってやつです。

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機体登録は2004年10月なので10年以上も使用している機体ですが、主に欧米路線で使用している長距離路線用の大型機材になります。機種名にあるボーイング777-300ER「ER」とは、機体の中に救命救急室が付いているのではなく(くだらないw)、Extended Rangeの略で航続距離を伸ばしたものを言います。日本政府が次に導入する政府専用機もこの機種になります。

 

 

垂直尾翼スターアライアンスロゴをこれでもかと。金属の質感が手に取るように分かります。

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垂直尾翼を真後ろから見れるのも機体工場見学ならでは。意外と薄い。

 

逆光も相まって、約74mある機体の先端が見えません。

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カラーコーンと上下の距離があるので大きさの比較がし難いですが、こんなにも巨大な鉄の塊が人を遠くへと運んでくれるのですから、人の発明には驚くばかりです。

 

 

逆サイドに回ってみます。 

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飛行機のお尻に穴が開いていますね。実はあの中にもAPUという補助動力のジェットエンジンが入っており、その排気口の穴が開いています。飛行機が動き出してメインエンジンをスタートする際に使用したりと、一見2つしか付いていないエンジンの他に、実はもう1つのエンジンがついているんです。

 

 

話がマニアックになり過ぎないうちに進みますw

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右に機首が見えているのが先ほどのスタアラ塗装機の横にあるボーイング777-200(JA701A)。左奥にあるのがボーイング777-300(JA753A)で、これらが格納庫に入っている4機種です。

 

 

3機種目は777-200(JA701A)。

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こちらは国内線用の機材で約400席程度あるもので、羽田⇔那覇,福岡,大阪といった日本の主要都市を結ぶ路線に使用されることが多い機材です。

 

 

その後ろに見えるのは、これまた左エンジンが外された787-8(JA819A)。

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実はこの機体、去年3月に羽田>那覇線で搭乗した機体でした。こんなところでまさかの再会。あの時は具志堅○高が乗り込んできてたっけw

 

いちばん奥にある4機種目のボーイング777-300(JA753A)までやってきました。

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この機種は先ほどの777-300ERとは同じ型式であるものの、あちらは国際線機材。こちらは500席以上もある777-300型機で、国内線向けの機材です。付いている主翼が短く、搭載されるエンジンも異なり、最大航続距離も短くなります。

 

 

どうやら垂直尾翼のアップを撮るのが好きみたいですw

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さて、格納庫内の地上へ降りてみます。

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こちらにはディスクブレーキが保管されているそうです。

 

 

機体を整備する為に必要なジャッキアップも巨大。

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こちらは航空ドラマや映画でも取り上げられたりする整備箱。

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少し戻るかたちで777-200(JA701A)を下から見上げます。

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先端部の丸いところはレドームといって雲を探知する気象レーダーなどが装備されています。空気抵抗で剥げたのか、塗装の剥げ落ちまで見ることが出来ました。

 

 

ちょこんと前向きについている管のようなものがピトー管。飛行中に対気速度などを計測します。

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機体のほぼ真下からこの角度で一般人が見れるのも機体工場見学ならではです。

 

 

ワシのマークでお馴染みの大正○薬ではなく、プラット&ホイットニー製のエンジンを搭載。

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見学日の数日前にやってきた機体番号JA896Aの新造機。2017年最後にデリバリーされたボーイング787-9です。

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こちらもエンジンが外され、運用前の最終整備といったところでしょうか。


 

14時間かけて、遠くアメリカ東海岸サウスカロライナ州ボーイング工場があるチャールストンから飛来してきた機体が、目の前で羽を休めてこれから多くの人を運ぶ前の最終整備に入るかと思うと、感慨深いものあります。

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真新しい機体。

 

 

ちょうど格納庫前のA滑走路にエアバス社のA320がやってきました。

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こちらはボーイング737-800型機。

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機体から取り外されたエンジンはTrent1000。ロールス・ロイス製のエンジンは787シリーズに搭載されます。赤いカバーにも「RR」と入るのですね。

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「GE90」と記載があるこちらはゼネラル・エレクトリック製のエンジンを搭載するボーイング777-300ER(JA731A)のもの。

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このエンジンは航空機史上もっとも大きなエンジンで777-300ER専用です。

f:id:TheFlyingManZ:20180110175119j:plainこのファンブレードの高度な造形美の美しさからニューヨークの近代美術館MoMAにも飾られているのは有名な話です。 

 

 

ボーイング787-9(JA890A)まで戻ってきました。

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先ほどの外されたエンジン同様、ロールス・ロイス「RR」の塗装がされてます。

 

 

騒音低下の為に波状のシェブロン加工されたエンジンナセル(外装)は787の特徴の一つ。今後はこの形状のナセルが増えていくのでしょうね。

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美しい形状です。

 

 

主翼の真下を通って見上げると、ナビゲーションライトが点灯しています。 

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主翼のナビゲーションライトは。左主翼のライトは。これは飛行中に遠くからでも緑と赤のライトの位置でその飛行機がどの進行方向を向いているのかが分かる事になります。

 

 

機体番号を表す『890』。これに日本国籍である『JA』とANAの『A』を足して機体番号JA890Aの出来上がりです。

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お腹まわりが気になるお年頃なので、787-9のお腹周りもチェック。

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けっこうな写真ボリュームでお伝えしましたが、機体工場見学いかがだったでしょうか。これは間違いなく楽しめます。普段、間近で見ることの出来ない光景ばかりで圧倒されること間違い無しです。こうなると次はJALの見学も行ってみたくなりますね。

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大人でも興奮するくらいですから、子供が見たらきっと感動すること間違いなしですね。いつか自分の子供にも連れて見させて将来はパイロットに・・なんて妄想をして終えたいと思いますw

 

 

 

※写真については事前にANAの掲載許可済みとなっております。