【1月SFC修行ドキュメント⑦】シンガポール上陸
シンガポール・チャンギ国際空港にほぼ定刻通りに到着し、ボーディングブリッジに出た途端に「寒っ」と思わず声に出して言ってしまうほど、ここが常夏の国である事を身を持って実感したFlyingManでございます。
前回まで
チャンギ空港内はエアコンが凄まじいぐらいに効いています。広大、且つ巨大な空港にも関わらず寒いと感じるほどなので設定温度は23℃くらいだと感じます。
只今、シンガポール時間0:55
日本時間は1:55です。
シンガポールには入国手続きせずに、前もって予約しておいた修行僧ご用達?の空港内にある、Ambassador Transit Hotels(アンバサダートランジットホテルズ)に向かいます。
1年数ヶ月ぶりのシンガポールなので、何となくの勘を頼りに歩きますが、前もって読んでいた先人の修行僧の方のブログを参考にホテルに向かいます。
アジアNo.1級の空港なだけあって、広いわ深夜とは思えないほど人がいるわで、それなりに賑わっています。
と、ここで沖縄からの同志、修行僧Aさんを見かけますが、黙々とホテルを目指し歩きます。彼も入国手続きに向かってないところを見ると、空港内で夜を明かすのでしょう。
あっち行ったりこっち行ったりウロウロする事、10分。
到着しました。
おもむろにホテルに入り、受付に向かいます。
私のガバガバ英会話の始まりです。
私「Hi! Ckeck in , please!」
女性「$△#%¥◇&*~?」
私「・・・。Say again?」
女性「#%☆$◇*¥&△~?」
私「おおお・・・おーけいぃ・・・おーけいぃ・・・」
シンガポールは基本英語なんですが、Singaporean English=Singlish
と言われるくらい独特な発音と訛りとイントネーションが混在して(ヒアリングスキルもガバガバなので)、もう、のっけから聞き取れませんw
「Japanglish Please!」と言いたいくらいです。
とりあず、予約メールを見せようとiPhoneを取り出し、画面を見せます。
メールを見るや、
女性「&#★$◇¥△%」
向かいの方を指差しています。
私「おおお、オーケイ・・。」
すぐさまホテルを出て20m先にある、向かいのAmbassador Transit Lounge(アンバサダートランジットラウンジ)に向かいました。
受付にいた男性にチェックインしたい旨を伝えると、用紙を渡され名前や国籍、パスポート番号、日本住所などを記入していきます。
よく分からない単語の箇所は受付の男性が記入してくれてますw
手続き後に男性に「C'mon!」と言われんばかりに、すごすごと付いていきます。
通路を抜け、ドアをあけた瞬間・・・
(暗っっ!)
そして間髪入れずに耳に入ってきたのは、
(フガァーzzz....グガァーzzz....プシューzzz....)
仮眠している人のいびきや寝息が全て筒抜けですw
男性が部屋らしきドアを開け・・・
(ガチャ・・・)
目に飛び込んできたのは4畳半もないくらいの広さにベットと椅子らしきもの、のみ。
ご覧の通り、天井部分は開いており個室ではなく区画です。深夜の漫画喫茶にベットがあるようなものですね。鍵もついていませんw
先人の修行僧ブログで見ていた部屋とは大違いです。
私が予約していたのはホテルではなく、ラウンジにある仮眠室(nap room)だったのです。この時点では間違っている事には気づかず頭の中は「?」状態ですが、同じブランド名でAmbassador Transit LoungeとHotelsがあったのです。それも向かい合って同じ場所に。
Ambassador Transit Lounge
Ambassador Transit Hotels
(自ら招いたw)いきなりのトラブルです。
これこそ、まさに海外ひとり旅修行の醍醐味ですねw
コンセントもありません。もちろんTV・冷蔵庫の類は一切ありません。
仮眠するだけですのでw
私は去年の11月中旬に(ANAマイルキャンペーン中だったので)エクスペディアで予約したんですが、ラウンジのほうしか検索結果に出てこず、アンバサダートランジットホテルはここしかないという思い込みで予約してしまったんです。
因みに先人の修行僧の方はホテルのオフィシャルページからの予約で『6時間利用で55$』みたいに書いておりましたが、エクスペディアでは『6時間利用5570円』で予約しました。
もう、今更仕方ないのでとりあえずバックパックを置き、部屋に鍵も無ければセーフティーBOXもないので、貴重品を持ってシャワーを見に行ってみます。
トイレだけの個室、トイレ+シャワーの個室といった感じに並んでいて、男女混合です。
その後は寝る前にビールでも飲んで寝ようと思い、空港内のセブンイレブンに行ってみると、アルコール販売の扉にはチェーンが巻き付き、鍵がしてあります。
すっかり忘れてたんですが、シンガポールでは夜22:30~7:00まで公共の場でのアルコールの販売、屋外での飲酒も禁止されているんでしたw(※Barやお店では飲めます)
仕方なく水と飲み物を買い、冷蔵庫のない仮眠区画に戻ります。
時間は深夜2時過ぎ。1時間+α料金で延長する事も可能ですが、仮眠室の利用は基本6時間ですので、朝起きてシャワーを浴びるとなると4時間も寝れません。歯磨きのみしてとりあえず寝る事にしました。
世界各国のいびきや寝息を聞きながら、目を閉じます。
まさしくこれは、『修行だ』