【2月SFC修行ドキュメント⑥】肉と世界遺産
トランジットホテルの利用をミニマムプランの6時間利用プランではなく、差額1600円程度だったので12時間利用プランにしたのに、3時過ぎに寝て8時過ぎに起床しました。旅行修行中だと、どうも落ち着いて寝れ居られないFlyingManでございます。
前回まで
シンガポール航空傘下のLCCであるスクート航空。日本にも定期便がありますがこうやって生で見たのは初めて。B787カックイイ。
主翼が長い787は、手足がすらっと長い女性のようだと勝手に思っております。
いつもの向日葵ショット。トランジットホテルの近くから屋外に出るとサンフラワーガーデンがあります。日本とは正反対のこの季節感の無さ。お気に入りの場所w
さて今回の2月修行。滞在時の予定をNo Planで渡航しました。というのも前回でだいぶ行ってみたい所は回ってしまったので、パッと思いつくところがありません。
1人で動物園とか水族館行ってもねw
セントーサ島に渡ってビーチでのんびりビールでも、とも思ったのですが、行ったことがないところを見つけたので行動開始です。
とその前に入国審査。トランジットホテルで身支度整え9:30頃に入国手続きへ。
誰一人並んでいない入国審査場。
本来は滞在23時間程度なのですが、土曜の夜成田出発~現地滞在~シンガポールを飛び立つのが日付変わった月曜の深夜って事で、入国カードの記載には便宜上、滞在日数を3日(土/日/月って事でw)と記載して入国していますw
「You!Stay 1Day ダケ!Liarジャナイカ!コッチコイ!」
なんて言われた日にゃぁ英語でアレコレ説明出来る英会話力なんて無いんですけどね。
ちょうど私の前日に2017年の修行同期生であるとめきちさんは審査官に色々と質問(詰問?w)されたようですが、私はすんなり入国出来ました。タイミングと運でしょうか。何も悪い事1つしていないのに、何故オドオドしてしまうのでしょうかね。不思議です。
入国したらいつものツーリストPASSを購入して地下鉄に乗り込みます。
地下鉄を乗り継ぎ、朝食にバクテーを食べに来ました。10:40頃。
松發肉骨茶(ソンファ・バクテー/SONGFA BAK KUH TEH)
朝9:00オープンなので、既に店内ほぼ満員で行列が出来ています。
安定のシンガポールナビで詳細な場所など確認して下さい。
2016年ミシュランに載ったみたいです。
行列に並んで待っている間にメニューを渡され、オーダーを取りに来ます。
日本語の記載があります。
皆さん朝から楽しそうです。私は言うまでもなく1人です。
バックパックの荷物はあるし、相席は嫌だなーと思ったら、奥のほんとの奥の4人掛けテーブルに通され、一安心。
待つこと5分。けっこうボリュームあるように見えます。
私は1人なので7$の方をオーダー。スペアリブ3本入っています。
一緒に菜芯(サイシン)というアブラナの一種の野菜もオーダー。こちら4$
ライスは0.9$。海外はウェットティッシュも有料が多いです。0.2$
朝からヘビー級モーニングにしちゃったなーと思ってスープを飲んでみると、意外とあっさり。
骨の髄まで煮込みきったこの感じ、伝わります?
スペアリブって脂っこいイメージありますが、じっくり煮込んでいるだけあって、余分な脂は落ちて肉の繊維が柔らかくなっているので、するすると肉もほぐれて塩味と、かなり胡椒が効いたスープでぺろっと食べれます。
豪快に手で掴んで食べながら、時折ライスにスープを掛けながら食べます。
スープが無くなれば無料でおかわり出来ます。
もう、これでもかっていうくらい熱々なスープと胡椒の辛さでだいぶ元気な感じになります。シンガポールナビの記事にあるほどニンニクの味は強くないので匂いもさほど気になりません。
食事中にスコールが来ましたが、食べ終わったタイミングで止みました。
私が店を出た後に日本人4,5人の中年男性グループも来ていましたので、きっとガイドブックにも載っているのでしょう。朝から大満足な朝食です。
お腹も満たされ、スコールも上がったので移動します。
このバクテーのお店から徒歩2,3分のところには夜になるとバー・クラブ・カフェなどが多く立ち並ぶ、だいぶ賑やかな繁華街クラーク・キー。Nightスポットっていうやつです。
摂取したカロリーを消費するには歩くのが一番!
という事で、ボタニックガーデンにやってきました。植物園です。園内にある世界最大級の蘭園は有料ですが、その他は無料です。
2015年にシンガポール初の世界遺産になったようです。
ワタクシ、ややミーハーなところがあるので世界遺産とか聞くと弱いのです。
シンガポール国民の憩いの場のような感じで家族連れなどが多く、友達とみんなで座ってお喋りをしている光景があちこちで見えます。人が写り込まないように撮っていますが、日曜の午前中ともあってけっこう人が多い。
代々木公園ではありませんよw
植物園と公園を兼ねているので、かなり広大です。東京ドーム13個分だそうです。
広大過ぎるので、見たいものを絞りました。
植物園に向かう地下鉄の中でネットで色々調べていると、園内のレインフォレストゾーンに、
『南国ならではの熱帯雨林の中を散策しながら、奇妙な形をした木々や植物を観察できます。「絞め殺しの木」と呼ばれるイチジクの木があり、木根を他の木にからませている様子はとても迫力があります』
という記事を見つけたので、これを見よう!という事でレインフォレストというゾーンに行ってみる事にしました。※参照記事
園内の入口に案内のおじさんがいたので、レインフォレストまではどれくらいかかる?と尋ねたところ、25分くらいだよというので気合いを入れて歩きます。
ビジターセンターまでやってきました。20分くらい歩きました。
異国の地の動物だと写真を撮りたくなるのは何故でしょう。
口に枝をくわえて巣作りに向かうナントカ鳥。
子供がカメラ片手に追いかけているので近寄ってみると、カモ?のヒナ。
子供に負けじと、いいショットを撮ってやろうとする日本人修行僧。
可愛いなーと思いつつ、暑そうだなーと。顔がヘバってません?
自宅にこんなような観葉植物を置いてるんですが、これは巨大過ぎます。
近寄ってみると、均一に編み込まれたような感じが何とも不思議。
池に行くと、餌をあげている人がいます。亀と巨大ナマズ。
気持ちが悪いのでみなさんにお見せしようと撮りました。
枝なの?幹なの?根っこなの?と思いつつ、何故これを撮ったか分かりません。
レインフォレストの入口についたところ警備の人が通れないよ、と言わんばかりに立っています。確かにコーンが置いてあり規制テープが貼っています。
それでも近づこうとすると「No Entry」と言われてしまいました。
「日本から遥々来てるんだYO!一瞬だけでもイチジクの木を見せてくれ!」
とは言えずに、目的を失って歩き出したところに、この光景。
どうやら、数日前の嵐だか雷でレインフォレストゾーンにあるこの木が倒れ、撤去作業中のようで入れないという事らしいです(勝手な私見によると)
世界最大級の蘭園をバックに、蘭(?)を撮ってみます。
修行僧が1人で蘭園に入り、花を愛でたらこれはこれで、
『ヤダ~あの人見テ見テェ!気持ち悪いぃ~!』
と日本人女性観光客の黄色い悲鳴が聞こえてきそうなので、心が折れるのを避け蘭園には入りませんでした。
(フン!またここに来ればいいんだ!)
と思ってたらあっという間にスコールが来て、木陰で雨宿り。
慌ててバックパックにレインカバーを付け、荷物削減で傘もないのでじっと止むのを待ちます。カメラが濡れないようにバックパックに閉まったのでiPhoneで撮りましたが、慌ててたのかうっすら手が写り込んでしまいましたw
1月もそうでしたが、こちらでの滞在中うまい具合にスコールを避けながら行動出来てましたが、運のツキもここまで。見事に降られてしまいました。
15分程度で雨が弱くなったので、再び歩き出します。
次はみんな大好き、あそこに向かいます。