【3月SFC修行ドキュメント②】神頼み成功(2回目)フライト

仮に修行1便目の羽田＞那覇の朝6時台の飛行機でプレミアムクラスに搭乗していたとしても、風邪気味だし昼間のようにお酒をがばがば飲む事も出来ないので、当日アップグレードの神頼みが失敗して良かった！と那覇に着いて今更遠吠えをしているFlyingManでございます。ホントは羽田発のPremium GOZEN食べてみたかったのですけどね....。

前回まで

成田行きNH2158便の搭乗口がANAラウンジを出てすぐ目の前という事もあり、時間ギリギリまでラウンジに滞在していたら既に一般席も搭乗開始をしていて、プレミアムクラスの優先搭乗を逃しました。

慌てて搭乗してみるとプレミアムクラス10席のうち、私以外、誰ひとりとして座っていません。きっとプレミアムクラス常連の方はギリギリまでラウンジにいるのでしょうね。それが大人の余裕ってやつですw
2回目のプレミアムクラスという事もあり、座席周りの写真はこれのみ。

定刻から3分遅れでゲートから動きだし。最も長く座っていたいプレミアムクラスに限って遅れないというマーフィーの法則。世の中うまく出来てます。
今まで(1月,2月)は、（また明後日くるよ）と思って搭乗していたのに、今回は明後日の那覇タッチはありません。。
日本の航空会社ならではのこの光景。あー見送られている....。

滑走路に向かう機内から。先行機が飛び立ちます。きっとあの機内にも別の修行僧がいるのか居ないのかは定かではありませんw

最大ズーム、且つ機窓越しなのでピントがうまく合わずボヤけてますが、これが噂(？)のウミカジテラス脇にある瀬長島ホテル。2月修行ではあのホテル前からシャトルバスに乗りました。
おじさん元気かな。（また来たよ）そしてもう帰るよw

遠くが霞む3,000m滑走路。いよいよ離陸です。

この日は薄曇りの天気ですが、離陸直後に晴れ間ものぞき那覇市(右)・浦添市(中央)が見えます。その左奥は広大な普天間基地。

安定高度を目指して上昇中の雲から抜け出る瞬間。

初めて搭乗した2月のプレミアムクラスで一番感動したウェットタオル。せっかくなので裏面撮ってみました。「使用後は洗濯し、タオルとして～」の記載がありますが「使い捨て」とも書いてあります。どっちなのでしょう。
そしてこれがまた、とてつもなくいい香りで人目を気にせず嗅ぎたいところですが、そこは紳士を装う為に1回だけ鼻元に....。本当はフガフガァ！とおもいっきりいきたいところをグッと堪えますが、既におかしな顔になっています。

余りに気に入ったのでネットで調べていると、外装パッケージのデザインこそ違うものの、なんとamazonで同じ物が20個入りで売っているではありませんか！
バックに1つ忍び込ませてサッと出せるタオル紳士を目指そうか....。
でも私が買ったらいちいち
『これね！ANAのプレミアムクラスっていうのがあってね！そこで使われている～』
のくだりを興奮気味に話してしまいそうで、そうなると一気に紳士度を下げます....。

2月の時は余りに有頂天緊張し過ぎて各座席ポケットに飲み物などの食事メニューがあるのを気付いていませんでした。右下に「軽いお食事」と記載があるので、前回の隣席の殿様はこれを頼んでいたのでしょう。

左上から「スパークリングワイン」「白ワイン」「赤ワイン」「日本酒」右上「焼酎」と続きます。

Premium GOZENが運ばれてきました。3月になったのでメニューも変わっています。

また出たな天敵グリーンピース。ですがここは高度10,000mオーバー。私には強力な援軍がいます。人参の鱈子入り煮が美味しい。

（切腹行為だ、止めておけ！）と思いつつ人生初のグリーンピース一気に3個食い。
『ん？あれ？味がしないぞ？』高度10,000mの気圧のおかげで命拾いしました。地上ならどうなっていた事でしょう。恐ろしや。もうこれからキミとは10,000m以上で会おう。

ドリンクはスパークリングワイン。と、ここでややミーハーな私はあのショットを撮りたくなってしまったのです。

修行僧なら必ず1回はやる(？)このショットw
撮影している自分にニヤニヤしてしまいますが、クルーに見られなかっただろうか...。『ミテミテ！座席「2K」の人、SGS(修行僧)よ！』なんて事をクルー間で伝達されていない事を祈ります。周りを気にするぐらいならやらなければいいのにと思いつつ小心者修行僧は頑張っています。

食後は赤ワインにしました。
隣席の殿様はスパークリングワインの後に焼酎2回目を頼んでいます。
「ナッツと何か甘いものを1つ頂けますか？」
と言ったところ、くまもんクッキーを頂きました。まさかのくまもん....。

クッキーの写真を撮ったのは人生初。挙句、くまもん。途端に恥ずかしくなってきましたが、（これも修行レポートの為！）と言い聞かせ体を張ります。

私のミラーレスカメラは焦点が合った時に「ピピッ」と音が鳴るので1発で仕留めたいのですが、プレミアムクラスはほぼ1人で搭乗している人が多く、静かな機内の時に限って撮影が失敗します。

なんとも静かで穏やかな時間。聞こえてくるのはゴーッというエンジン音のみ。

帯状に広がる雲海。どこまで続いているのでしょう。

あの辺りなら座れそうです。

九十九里海岸から銚子方面。上は茨城の鹿島沖。

まもなく着陸です。

那覇より晴れ渡っている関東。これだけ晴れていると外は寒そうです。

こうして沖止めされてバスに乗り込む事もこれが最後かと思うと....。

バスに乗り込み到着ターミナルへ向かうのですが、到着後は一旦制限エリア外へ出ます。

このままANAラウンジで寛ぎたいところですが、自分に課した修行レポートをしなければいけませんw

SFC修行をして得られるメリットに価値を見出して始めた修行ですが、その大きなメリットを享受できる範囲というのは本人含めて、ごく限られた範囲です。

出来ることなら私の周りにも是非やって貰いたいのが本音なのですが、その為にもこのレポートは欠かせないのですw

という、よく分からない使命感に駆られてバスを降ります。