【2月SFC修行ドキュメント⑧】 『しゅ、趣味とは?』
今日1日何もトラブルに見舞われる事もなく空港に戻ってきてしまい、ただの旅行ブログになっていると今更思っているFlyingManでございます。
前回まで
ワインを飲んでたシティーホール駅から35分程度で空港に到着。
搭乗案内を見ると、この時点では定刻通りの0:35出発。
ラウンジでシャワーを浴びる為に着替えなどの手荷物を出し、バックパックをカウンターで預けたら入国手続きへ。
昔の成田であったようなパタパタとパネルが回るタイプ。最近ではめっきり見掛けなくなりました。アナログちっくでけっこう好きです。下の方が回ってるの分かります?
入国前の手荷物検査では前回の教訓もあって、すんなり通過。むしろバックパックを預けた事で入国前の手荷物検査はNo Checkでスルー状態。
この後はSATSラウンジでシャワーを浴びてごはん食べたり免税エリアでウロウロするも、使用する機材到着遅れで出発時間が変更とのアナウンス。
食べるもの食べて飲むもの飲んだら、やる事もなく眠くなります。ですがラウンジで軽く仮眠でもしたら寝過ごしそうなので必死に起きて空港内を散歩したりして待ちます。
結局、機内に乗り込んだのが1時過ぎになりました。
1月修行の成田>シンガポール>成田では、後ろの人を気にする事なくシートを倒せるだろうという事でプレミアムエコノミー席の一番後ろの座席を敢えて指定しましたが、この帰国便では一番前を指定してみると、なぜ今まで一番前にしなかったんだろうというくらい足元快適。窓際に座っても通路側の隣の人を気にする事なく席を立てます。但し、一番前のこの列の席だけは足を載せるフットレストがありませんが、私はない方が寝れました。3月修行は往復とも一番前にしなければ!
C『ーおはようございます。朝食をお持ちしました』
で目が覚めるくらいに寝れました。和食のお粥ではなく、プレーンオムレツの洋食をチョイス。卵がしっかり詰まってるので、これがけっこう重い。左はハッシュポテト。右上の赤いのはトマト。寝ぼけてるのかブレてるし写りが汚いw
地上で787の主翼を見ると風の抵抗を受けてないので主翼が上に反っていますが、飛行中は風の抵抗を受けて主翼の反りが甘くなります。
左にある月が徐々に沈んでいきます。
海上ですが、静岡側からのMt.Fuji
望遠で撮っていると隣のシンガポーリアンの男性がiPhoneで一生懸命に撮りだしますが、けっこうな距離なのでちゃんと写ってるかな。
雲の上部にある遠くの白っぽいのが陸地。東京方面。ぐるりと湾になっている黒っぽいのが東京湾です。分かり難っw
手前の真っ直ぐな直線が九十九里海岸。
出発遅延があったものの、追い風で定刻8:25から10分ちょっと遅れて到着しました。
到着後の入国審査は待ちの人も居なく、一瞬で終了。
続いて預け荷物のバックパックをピックアップしますが、こういう時のプレミアムエコノミークラスの「PRIORITY」優先タグの威力が発揮されます。
この後は羽田に移動して那覇便に乗るのですが、国際線からの国内線乗継ウルトラCチケットで1月同様に早い便(出来れば10:30のNH469便)に振り替えるべく、全て早歩きで移動。人がちょうど居なくなった税関のレーンを目指して小走りで駆け寄ります。
税関『パスポートと税関申告書を拝見します』
無言で職員に手渡しします。
税関『シンガポールへはお仕事ですか?』
私「・・・・しゅ、趣味です」
税関『しゅ、趣味?・・・・・趣味とは?』
(かなり疑り深い感じでこちらを上から下まで見てきます)
私「マイルを貯めに・・・」
(私が貯めているのはプレミアムポイントなんですけどねっ)
税関『・・・・・。そちらの手荷物見せてもらってもいいですか?』
バックパックではなく、シャワーを浴びた時の手荷物を指しています。おもむろに中から着替えの袋、歯磨きセット、カメラなど出していきます。
税関『いわゆる、トラベルグッツですね・・・』
(そうだよ!ビーフジャーキーとかないからね!めちゃくちゃ疑われてるし。。)
税関『最近、金(きん)など一定量を超えた持ち込みが多いんですよね。』
私「そうなんですね」
税関『そういった物は携行していませんか?』
私「持っていません」
税関(ジーッ・・・・・・)
税関職員が私のパスポートを戻す所作が、まるでスローモーションの如くゆっくりで、少しでもお前が怪しい行動/発言をしたら別室行きにしてやる!とばかりのなめるような視線を送ってきます。
「このあと、羽田に行って那覇行きの飛行機に乗るので急いでます!」
とでも言ったら即アウトだったでしょう。
まるで、世界まる見え!テレビ特捜部でやっているシドニーの税関職員みたいです。
だが残念!
生憎、私は申告しなきゃいけないような物は一切持っていない。
(キミの目は節穴だったようだな!うひゃひゃひゃ~!)
と心で叫びながら税関を通過。
税関職員の皆さま、お仕事ご苦労様でございます。