【3月SFC修行ドキュメント⑦】プラチナ達成フライトとプレミアムエコノミー座席選びのすゝめ
バブリーな夜景と光り輝くマーライオンを1人で見たので、センチメンタルな気分になりつつも、こんなにお腹いっぱいなのに空港に戻ってラウンジで何か食べれるかな?とついつい考えてしまう、おセンチFlyingManでございます。
前回まで
3回の渡航とも全てこれ1枚にお世話になったシンガポールツーリストパスです。私なんかよりツーリストパスについてより詳しく記事にされている修行僧の方が沢山いらっしゃるので、詳細については割愛しますw
ロゴ記載の乗り物1日乗り放題20$(内10$はデポジットで返金有)
1月の1回目のシンガポール渡航時にはチャンギ空港でのアレやコレの失態がありましたが、さすがに3回目ともなると勝手が分かりますw
まずは余ったシンガポール$で空港地下1Fのスーパーでお土産を買い足したら、次はトイレに行き真夏の格好から帰国時の格好へ着替えます。
はいトイレに来ました。
SINタッチ経験者の修行僧なら「あーこれね」とすぐ分かるアレです。名付けて「このトイレはどうだった?清掃度を評価しちゃってよマシン」ですw
左から「Excellent」「Good」「Average」「Poor」「Very Poor」
実はこれと同じものが入国審査をしてすぐのところにもこのマシンが立ってます。さすがに入国審査場なので写真はありませんが、「入国審査官の対応はどうだった?評価しちゃってよマシン」があります。
トイレを使ったら清掃状態や清潔度などの個人的なトイレ評価をタッチパネルでポチっとします。
サービスを受けるだけの一方的なものより、使用者からの評価が発信出来る双方向なのはとてもいい事です。日本でもあったらいいのに。
こうして出発案内を撮るのも、もうこれが最後。
時間は21時前。搭乗案内まで約3時間あるので、いつものようにSATSラウンジにいってまずはシャワーを浴びたいと思います。
郊外のマックではないです。空港内(しかも制限エリア内)にある子供用エリア。
先日発表されたワールド・ベスト・エアポート2017でチャンギ空港は5年連続1位だそうです。成田や羽田にこんな施設を作ろうという発想がまず日本にはないですね。
SATSラウンジ近くにある免税店の1F~2Fの壁一面ウィスキーボトル。
マッカランの1937年もの。約3,500,000円.....。
鯉とか泳いでたような。 こういうエリアが幾つもあります。
ラウンジでシャワーを浴び終えたら、タイガービールとジンジャーエールでシャンディータイガーフ?
さすがにお腹一杯なので、ラウンジではサラダのみ食べました。
出発は0:35なので、30分前の0:05ぐらいにラウンジを出ればいいかー、と勝手に脳内変換してのんびりしていると、免税での買い物を思い出したり、トイレに行ったり歯磨きしたりで、気づくと0:10ぐらいに。
搭乗券の時間を見ると搭乗開始時間は0:15です。まずいまずい。基本的に国際線は出発の30分前(0:05)までに搭乗口に行かないといけません。
小走りで搭乗口に行くと、既に8,9割の搭乗客が手荷物検査を終えて搭乗ゲートの椅子に座っています。そりゃそうだ。
国内線と国際線を2日間のうちに何度も乗っていると搭乗案内の時間を国内線と混同してしまって、たいして搭乗券を見ないでよく分からないうちに自分の中で時間の決め事をしてしまっているんです。
誰かとの旅行であれば、お互いに時間は気にするでしょうし多少なりと気が張ってますのでそんな事にはならないのですが、これは修行僧あるあるだと思いますw
搭乗しました。今回の3月修行では往復とも窓際の一番前の座席が取れました。
ちょっとここで修行僧の方向けに、経験談をw
これは787-8(プレエコ席がある169席機種)のシートマップになります。修行僧がよく使うのが15~17列のプレミアムエコノミー席。
私は窓際至上主義なので、1月修行では一番後ろの「17K」と「17A」を指定しました。この席ならば窓際、且つ後ろの座席に気にすることなくシートが倒せるようにとプレミアムエコノミーの中でも一番後ろの窓際を指定していました。緑枠の座席です。ですがこの座席を指定しているあたりが、修行僧として未熟w
シンガポールまでの飛行時間程度ならトイレに行っても1回、多くて2回です。ですがやはり隣の「17H」と「17C」に人がいると一旦通路に立ってもらわないと脱出する事が困難です。そこはやはりエコノミーの域を超えないのかなという実感です。
なので私はこの席の時は、なるべく自分の行きたいタイミングで行くのではなく、隣の人がトイレに立った時に自分もトイレに行き、隣の人に立って貰う回数をトイレから戻ってきたタイミングの1回にするという、やり繰りをしていました。それが窓際席を指定している人のせめてもの気遣いかなと。 場合によっては先にトイレに行った隣の人よりも早く戻ってきて席を立って貰う必要がないケースもありました。
という修行経験を重ねていくうちに分かってきて、窓際至上主義、且つお酒も飲むのでトイレに行くなら一番前がいいという結論に至りました。赤枠の座席です。敢えての往路「15K」復路が「15A」です。この順番で座れば帰国時には窓から富士山や日本の陸地が見えます。
この席でも隣の「15H」と「15C」には人が居ますが、180cm程度の男性がシートを倒して寝ていても大股で跨ぐほどもなく、サッと通路に出る事が出来ます。また深夜便なら尚更ほぼ全員がシートを倒して寝ていますので15列に座っていても気兼ねなくシートを倒せます。そして何よりもエコノミーとは異なる、プレミアムエコノミーの価値を最大限にしてくれる空間(大袈裟?w)があります。
唯一の欠点といえば、16,17列にはあるフットレスト(足置き場)がないという事と、787機種の場合はモニターが座席脇の下からにゅるっと出てくるので、どうしても目線は下になりますがシートを倒して寝ながら見る分にはさほど気になりません。
もちろんトイレに最短距離で行きやすいように通路側がいいという人もいらっしゃると思いますので、その場合は私とは異なる主張をされている88BLOGーパパブログさんでも詳細に説明していますが、青枠の座席がいいのではないでしょうか。ここなら気兼ねなくシートを倒せて、且つ最短でトイレに行けます。
とまぁここまで言っておいてあれですが、座席位置はどこがいいかはお好みがありますので、窓際派かトイレ派かの主義に応じて参考程度にしていただければと思いますw
朝食です。1月の修行時と同様の蒸し鶏のお粥にしました。
眠いし寒いしで写真のクオリティが低いですw
日本時間5:30過ぎ。日本側の座席なら西側を向いて飛行していますので、朝日が眩しい!という事もありません。
夕日みたいな朝日。すらっとした主翼。
因みにこの主翼は愛知の工場で造られてアメリカへ空輸しています。主翼含めボーイング787の35%は日本製です。
景色が霞んでくると、澄み切った冬の空ではなく春を予感させます。
九十九里沖から左へ旋回し成田へ向けて着陸態勢に入りました。
九十九里上空に入りました。
フラップが下がってスピードブレーキが跳ね上がるとガンダムみたいです。ガンダム世代ですがガンダムはほとんど観たことありません。キン肉マン派でした。
穴(ANA)ばかり。
あー着いてしまった。修行が終わってしまう....。
定刻は8:25ですが、30分ほど早く到着。この後、那覇タッチがあれば羽田へ移動して那覇行き10:30の便にも間に合いそうな時間帯ですが、悲しいかな、私には那覇タッチはありません。
1/14から始まった全16フライトが全て完了です。修行僧から解脱した瞬間です。
SFC修行が終わった実感が全くありません。
むしろ羽田に移動して那覇タッチしたくなってきます。
とりあえず家に帰ろう。家に帰るまでがナントカって言いますからね。
そしてこの後の事(修行を継続するか否か)は、少し落ち着いてから考える事としましょう。
【3月修行ドキュメント END】